以前からブログやらSNSなどで日本のアスリートと世界のトップのアスリートの違い
という事をお伝えしてきました。
その中で2大ポイントとしてあるのが
『ダイヤモンドが小さい』
『骨盤が開いている』
という2点でした。
鎖骨と肩甲棘で作り出すダイヤモンドポジション、それの大きさ面積が小さいことにより腕の使い方が悪くもなるし、頭首の可動性も低くなってしまうという事
骨盤の前側が開いてしまうことにより、逆に後ろ側が閉じてしまい、仙腸関節の動きを損なってしまい、重心の動きが弱くなってしまう事。骨盤が開くことにより、股関節が前方、進行方向に対して窮屈になってしまい、股関節の動きが悪くなってしまう事など。
これらの要素が世界のトップアスリートとの違いとして挙げている項目でした。
そしてこれにもう一つ今回加えたいと思う項目があります。
それは
『手足が短い』
という事です。
いやいや、そんな事は知ってるよ、見たらわかるやん
って思われる方が多いかと思います。
そうですよね、日本人は昔から胴長短足というスポーツに非常に向かない体であるということは
みなさん知っている事ですよね。
そういった物理的な手の長さ、足の長さもそうなんですが
私がお伝えしたいのは
『上肢や下肢の機能的な短さ』
という事です。
機能的に腕・足が長く使えてないんですよね。
機能的に短くなっているという事は、どこかしらが
『詰まってしまっている』
という状態になってしまっています。
腕なんかは分かりやすいと思いますよ。
肩が上がってショットを打ってしまうゴルファーの方やテニスの方、野球の方などいるかと思いますが、それは
鎖骨肩甲棘で作り出す肩峰と上腕骨が詰まっている事により、山がこんもりなるような肩甲上腕関節が上がってしまうという状態になってしまっているのです。
ちょっと難しい言い方をすると
『腕を求心的に使っている』
と言えます。
求心的というのは、自分の体の中心に向かって近づいてくるという体の動きです。
逆が遠心的という言葉ですね。遠心力という言葉は馴染みがある言葉だと思います。
腕が機能的に長くなる、つまり腕を遠心的に使うことが出来れば、対幹部も開放され動きやすくなります。
体幹の動く比率が上がり、腕を動かそうとする比率が減るので、上肢主体のショットではなく、体幹主体のショットが打てるようになります。
世界のトップは物理的にも機能的にも上肢下肢が長いです。
今からもう物理的には長くならないよ、と諦めている成長期を過ぎたアスリートでも
機能的に上肢下肢を長くする事は出来ます。
さらに面白いのは上肢と下肢が長くなると、実は
【自分の体を動かすスピードが上がる】
という嬉しい効果が待っているんです。
重心移動も速くなるし、体を回転させるのだったり、切り返したり、色々なスピードが向上します。
さあ、これはなぜ起こるのでしょうね?
これについては考えてみてください。
分かった方はメールでも下さい。
あなたも上肢下肢をしっかり長く使えるように、体を改善してくださいね。
やり方が知りたい、脚を長くしたい、など本気で思う方はご連絡ください。
しっかり長くしますよ^^
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